9 BEST ALBUMS OF 2017
折角ブログを作ったので活用してみようかな、と思い2017年のマイベストディスクたちをピックアップしてみました。
今年発売されたアルバム、EPより9枚選んでいます(順不同です)。
今年はspotify、apple musicの2つのストリーミングサービスを利用したおかげで新譜を聴く機会が昨年より大幅に増えました。
良い音楽との出会いがたくさんあって選ぶのは大変だったけど、充実した1年だったな!
DYGL/Say Goodbye to Memory Den
spotifyのオススメでwaste of timeを聴き、一気に夢中になったバンドです。
strokesのアルバートハモンドjr.がプロデュースしていることもあり、かなり日本人離れしている音の作り方だと思います。(何も言われなかったら海外のガレージバンドと思うかも!)。
キャッチーなメロディとリフもさることながら、なにより曲の展開が素晴らしい!
欲しい時に欲しい展開が来る感じ、まるで中田ヤスタカのDJみたいです。
雑念とか悩みとかなにもかも忘れて、音の渦に飲み込まれてしまうこの感覚、唯一無二!
BECK/Colors
2017年、こんなにもBECKのことが好きになってしまうなんて予想外でした。
colorsのジャケがとてもかわいくて、なんとなく聴いて以来虜です。
BECKのようにキャリアのある人が、こうやって振り切ってどんどん新しい道を切り開いてくれるのはとても夢があるし素敵なことだなと思います。
どの曲の音作りもとても好みなんだけど、dreamsのイントロのヌケ感のあるギターが特にたまらん!
朝電車で聴くのもいいし、家で踊りながら聴くのもいい。何にでも合うポップアルバムです。
意外と雰囲気が合うのでアナログで聴くのもオススメ。
Yogee New Waves/WAVES
森道市場で初めて観てからなんだか気になる存在になり、今年はこのアルバムだけでなく1st、EP含めてめちゃくちゃ聴きました。
あまりバンドを形容するのには相応しくないのかもしれないけれど、ヨギーを一言で表すと“ロマンチック”なのだと思います。
余裕のあるカッコよさの一方、どこか夢見心地でうっとりしてしまう不思議な音楽。
ヨギーの音楽は魔法だ!
Lorde/Melodrama
5曲目のliability、おそらく今年1番聴いた曲です。
1stで評価されてからの周囲の反応、恋愛、それらに対する複雑な感情を、彼女のハスキーで儚い歌声と美しいメロディに乗せられたらこれ以上のものはありません。
わたしは彼女ではないし彼女のような立場でもないけれど、聴くたびにつるんとした心がざらついて、悲しくもないのにちょっと泣きそうになります。
感情を揺さぶられるとはこのことを言うんだろうな。
この曲だけでなく、アルバム通して好きです。
夜の散歩で聴くのがオススメです。
never young beach/A GOOD TIME
ヨギーと合わせて夏によく聴きました。日本人でここまでリゾート感のある音を作れるのはすごい(やっぱり細野さんの影響が強いのでしょうか)。
特に1曲目、夏のドキドキはまさにあのワクワク感を代弁してくれているようで最高だし、表題曲SURELYの歌詞の一節、“恥ずかしいほど君を愛してる”になんだかグッときてしまいました。
そして今作は終始阿南氏のギターが気が利いていてカッコいいので、そこにも注目してほしいです。
Tempalay/from JAPAN 2
良い意味でチープな音に乗る奇想天外な歌詞に心掴まれました。
サイケな雰囲気なのにシティのこなれ感があり、コード進行からなにからしておしゃれ。
まるで未来からきた音楽を聴いているようで、このSF感にワクワクします。
柴田聡子/愛の休日
柴田さんの曲は強い。
声もギターも心地よくて愛に溢れているのに、不意にナイフで刺されちゃうような毒があって適当な気持ちで聴くとやられます。
凛としていてカッコイイし、なんだか憧れちゃう存在です。
Wanna-Gonna/In the Right Place
とにもかくにも雰囲気が最高のアルバム!
思わず口ずさんでしまうポップなメロディと、なんだか親しみが持てるボーカルが魅力です。
何故かはわからないけどワナゴナ聴くと雄大な自然の風景が頭に浮かびます。
日曜の昼間、公園でピクニックするときなどにオススメ。
清 竜人25/WIFE
清竜人がいかに類稀なるソングライターなのかを思い知らされる1枚。
アルバム全体に溢れるハッピー感と、滲み出る清竜人と夫人たちの関係性がほんとうにステキ。
夫人たちは歌がめちゃくちゃ上手いとかではないけど、個性に溢れてて本当に愛おしいし、解散しても大好きなアイドルです。
第3夫人亜美ちゃん推しです。
というわけで今年の9枚は以上となります。
このブログを書くにあたり聴き返したのですが、どのアルバムも本当に大好きだな〜と思ったしこれからも大切に聴きたいです。
来年もまた、ステキな音楽との出会いがありますように!